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第17回 四教堂塾

平成17年11月25日

ふるさと発見

浄土宗 嶺雲山 潮谷寺 ご住職の黒木豊文氏の講話をお聞きしました。
四国の中村で乗船した旅の僧が船が灘に入ったときここで降ろしてもらおうと
海にドボンと飛び込み その姿は大きな白蛇に変わり するすると水の上を泳いで
あがって行った先が 今の蛇崎の地名の由来だとか その後長良の山に
蛇の抜け殻があり真ん中に金の阿弥陀様が立っており 潮谷寺のご本尊として祀られる
ようになったなど 面白いお話を聞きました 

第六代毛利高慶公の詠んだ歌

おろかなる 身をば救はむ 言の葉の
            弥陀の教えの みちしるべ

この歌に曲をつけて今では潮谷寺のご詠歌にしているということで
詠ってくださいました。

また 信仰とは
清らかな心を引き出す 道を誤らないように光を与えてくれるもの
との教えていただきました

咲いた花 見て喜ぶなら
    咲かせた根元の 恩を知れ

何も咲かない 寒い日は
    下へ下へと 根を伸ばす
       やがて 大きな花が咲く