傾山系の湧水に源を発するこれらの川は、白山川渓谷、鮎返の滝、鹿落の滝をはじめ、奇岩、巨石に富み、渓流沿いの岩壁から地下水が湧き出し、手つかずの自然がそのまま残されている清流です。
この辺りは源氏ボタルの生息地となっており、夏には渓谷に数十万匹のホタルが乱舞します。
稲積水中鍾乳洞は日本最大の水中鍾乳洞。元々水中にあった鍾乳洞を観光開発のため水位を下げた洞窟です。
空洞は長さが１０００ｍあり、洞窟潜水探検家の調査によれば水中洞窟は長さ１０００ｍ以上、水深７０ｍ以上あるそうです。
氷河期に形成された鍾乳洞が、阿蘇山大噴火により水没して現在の形を形成しています。
稲積水中鍾乳洞は３億年前の古生代に形成され、 ３０万年前の阿蘇火山大噴火により水没し現在の形を形成しました。
洞内には水中鍾乳石や珊瑚石、ベルホール、ヘリクタイトなどが 数多く見られる世界的にも珍しい水中鍾乳洞です。
無数の鍾乳石、水深 ４０ｍをこえる深渕、未知の洞奥から湧き出る清流、 その清らかな水が、千変万化の美をおりなし 水中鍾乳洞のコントラストは訪れる人たちを幻想の世界へ導いてくれます。
