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明治時代の日本の近代化につくした人物です
2007年6月15日から21日まで佐伯視聴覚センター多目的ホール(図書館右側の2階)にて
明治日本の肖像 怪人?矢野龍渓展を開催しています
佐伯藩校四教堂出身・慶應義塾卒業
あるときは教育者・・・あるときは政治家・・・小説家・・・官僚・・・ジャーナリスト・・・
またあるときは・・鉱山師・・果たしてその実態は?
貴公子の風貌をして佐伯人に神様、世間に民間大臣と言わせた男・・・。
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浮城物語について
1890刊行 SF海洋冒険小説。佐伯大入島出身の上井清太郎という青年が主人公です。
作良(さくら)・立花という人物が率いる一行と日本国籍を脱し、東南アジアを舞台に
海賊から奪った「浮城」という新型船でオランダの支配下にあったジャワの独立に協力するなど、
海外で活躍するストーリー。
気球や新しい火薬など最新の科学兵器も紹介され、エンタティメント性の高い作品となっています。
『郵便報知新聞』の紙面改良の一環として連載され好評を博しましたが、
「人物の内面が描かれてない」などの批判があり、文学論争が起こりました。
龍溪は「文学は人を喜ばせるもの」という文学の娯楽性を主張をしました。
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6月18日 大分県先哲資料館の安田晃子さんが「矢野龍渓と佐伯」という演題で講演いたしました
新聞記者・小説家・政治家・役人・外交官・教育者・・と多くの分野で、日本の近代化につくした矢野龍渓のお話
国木田独歩館はあるのに「何故、出身地の佐伯には矢野龍渓記念館が無いの?」と疑問を持ったお話など
会場はほぼ満席でみなさん熱心にお話を聞きました
本日のレジメ