大宰府天満宮は学問の神として知られる菅原道真が祀られています。
道真は901年に藤原時平らの陰謀によって筑前国の大宰府に権帥として左遷させられ、903年に死去しました。
その遺骸を都まで送ろうとしましたが、大宰府から外れた所で牛車を曳いていた牛が動かなくなりました。
それはそこに留まりたいのだという道真の遺志によるものと考え、そこに墓が作られました。
道真の没後、京では疫病や異常気象など不吉な事が続いたため「道真の祟り」と恐れられました。
これを鎮めるために919年に道真の墓所の上に社殿を建立しました。
これが太宰府天満宮の始まりです。 また、京には北野天満宮が造られました。
太宰府駅から続く表参道には土産や名物の梅ヶ枝餅の店が軒を連ねています。