長者原という地名は、別府温泉の開発で知られる油屋熊八翁が、1925年にこの地にホテルを開設した時に、
地元に伝わる朝日長者伝説にちなんで長者ヶ原(ちょうじゃがばる)と命名したことに由来するといわれます。
阿蘇くじゅう国立公園の一部をなし、標高1000メートル前後、軽石流による波状のスロープの草原が広がり、
小松(こまつ)ヶ台(だい)とよばれていた所です。
やまなみハイウェイが縦貫し、ホテル(温泉がある)、キャンプ場があり、久住(くじゅう)山、大船(たいせん)山
などの登山口にあたり、牧ノ戸峠と並ぶ九重連山の主要な登山口のひとつで、阿蘇くじゅう国立公園の自然を
展示し解説する環境省長者原ビジターセンターが設けられ、九重連山のジオラマなどの展示や、ビデオによる
阿蘇くじゅう国立公園くじゅう地区の紹介が行われています。
また、ラムサール条約登録湿原であるタデ原湿原があり、環境省長者原ビジターセンターを起点に
約1300mの長者原自然研究路(遊歩道)が整備されています。
地区内の長者原温泉は、九重九湯のひとつとして知られており、湯治客のみならず登山者にも愛されています。
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長者原氷祭り2012年2月
クリック→九重飯田高原から久住までを鳥の目で空撮
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