飫肥は、天正16年(1588)から明治初期までの280年間飫肥藩・伊東氏の5万1千石の城下町として栄えたところです。
武家屋敷を象徴する門構え、風情ある石垣、漆喰塀が残る町並みは、重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。
復元された大手門を中心に、松尾の丸や藩校振徳堂、伊東家の歴史を綴る貴重な資料が展示されている
「飫肥城歴史資料館」等があります。
また、商人町通りには樽を店頭に置いた商家や、格子に壁燈籠、番傘を飾った商家が軒を連ね、町を流れる堀割には
鯉が放流され江戸時代を彷彿とさせる町並みに出会えます。