柞原八幡宮(ゆすはらはちまんぐう)は、大分県大分市上八幡の二葉山(八幡柞原山)という市街地西方の山の麓にあります。
「いすはら」とも「ゆすばる」とも呼び、由原八幡宮とも表記する。
豊後国一宮で、旧社格は国幣小社。
鎌倉時代に書かれた社伝には、創建の由来が以下のように記されている。天長4年(827年)、延暦寺の僧・金亀(こんき)が宇佐八幡に千日間籠り、「天長7年3月3日に八幡神が豊前国に垂迹する」との神託を得た。
天長7年7月7日、大分郡賀来郷に白幡が飛び渡った。金亀はこのことを朝廷に奉上し、承和3年(836年)、仁明天皇の命により豊後国司・大江宇久が社殿を造営した。
柞原八幡宮入口右側には天を突く様な大杉が聳え、長い参道の途中には日暮し門とも形容される、随所に見事な彫刻が施されている南大門が建ち、その手前には国指定天然記念物の大楠 がそびえています。
この大きなクスノキは国指定の天然記念物で幹周18.5m 樹高30m 樹齢伝承3000年
クスノキでは全国で8番目の大きさとなっています。
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