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佐伯市宇目の五穀豊穣・家内安全などを祈願する、椿原祭典と八匹原祭典のパノラマ写真です。
下の各パノラマ写真をクリックして大きな画像でご覧下さい。
五穀豊穣・家内安全などを祈願する「椿原祭典」は、730年の歴史を持つ鷹鳥屋神社を中心とした
小野市地区27郷社を奉る由緒あるお祭りです。
鷹鳥屋神社から出発しここ中津留地区椿原の遥拝所にお神輿が下ってきます。
上津小野獅子・釘戸白熊・河尻杖・中津留楽・田原獅子舞が優雅、勇壮な伝統芸能を奉納します。
椿原祭典立体写真←クリック
椿原祭典立体動画←クリック
このお祭りは、宇目の重岡地域で毎年行われており、鳶野尾(とびのお)神社と八柱(やはしら)神社の歴史ある秋祭りで、
宇目に古くから伝わる五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祝うお祭りで、楽・獅子・白熊(はぐま)・杖・神楽などの伝統芸能が奉納されます。
なかでも、千束楽は、宇目郷最古の360年の歴史を持つ民族芸能で、大分県指定の無形文化財でもあります。
大永7年(1527年)栂牟礼城(とがむれじょう)城主・佐伯惟治(これはる)は、臼杵長景(うすきながかげ)によって城を囲まれました。
長景の策略にはまり城を出た惟治は、日向三河内に落ちていきました。そして、武運も尽き、土豪・新納一党に討たれといいます。
このとき、「女・子供は見逃す」との宣言があり、生き残った数名の重臣が槍(やり)先に野花や野草をさして女装し、
鉦(かね)や太鼓を打ち鳴らし、踊りながら惟治(これはる)の遺品を隠しもって敵陣を脱出したとのこと。
この様子を踊りにしたものが千束楽です