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佐伯港は瀬戸内海への入口にあたる豊後水道のリアス式海岸に形成された港で、前面を大入島に覆われ、
地形と水深に恵まれた天然の良港として古くから栄えました。
昭和初期には軍用施設として整備され、戦後には木材、石灰石の輸入及びセメントの輸出で発展した
大分県南部地域の物流の拠点です。
昭和9年 佐伯海軍航空隊が開設され軍用施設としての整備が始まり
現在、海上自衛隊佐伯基地が置かれています。
佐伯港からは高知県西部の宿毛市との間に定期フェリーが就航しているほか、周辺の離島との間の
定期航路も開設されています。
宿毛フェリー(旧宿毛観光汽船)
- 宿毛湾港(高知県宿毛市) (1日3往復、所要時間約3時間)
大入島フェリー(第5大入島、第8大入島)
- 大入島石間浦 (1日15往復、所要時間約7分)
豊海運(常栄1号、マリンスター常栄)
- 竹ケ谷 - 塩内 - 日向泊 - 高松 - 佐伯港 (大入島循環、1日4便、所要時間約1時間)
- 守後 - 久保浦 - 堀切 - 片神 (大入島往復、1日各12便、所要時間約15分)
石間丸
- 石間 (1日11往復、所要時間約7分)
荒吉丸
- 荒網代 (1日11往復、所要時間約10分)
佐伯市大島航路(おおしま)
- 丹賀 - 大島(地下・田の浦) (1日3往復、所要時間約30〜35分)
港と汽船 国木田独歩の来た頃の葛港下は待合所兼旅館明治38年頃
葛港
昭和30年頃の佐伯市港